思った事を言ってしまう!
思った事をそのまま言ってしまう事で
人間関係がうまくいかないというのが
発達障害の大きな特性でも有ります。
元々幼児期などの場合は素直に感じた事や思った事をそのまま言ってしまう事も有りますが、
経験の中で相手が怒ったとかの感情が読み取れるようになりますが、
いわゆる発達障害と言われる場合は
大人になっても継続します。
相手の感情がわからないからです。
相手の感情を読み取る。
その場の空気を読む。
という事が出来ないのです。
だから、思った事をそのまま口に出してしまうのです。
思った事をそのまま口に出し続けてずーとおしゃべりしている場合もあります。
学校からそのままうちにやってくる子供達にもその傾向はあります。
まず、手洗い、うがいそして宿題という流れですが、インフルエンザが流行りだしたので手洗い、うがいの強化を始めたところ、意外にも手抜きでやっていた事が判明したのです。
そこで徹底しようとしたところ、反感を買ってしまいました(笑)
それでも、集団の中やるしかないので、子供達の様子を見ながら妥協点を決めました。
石鹸の泡をつけて10数えながらこする。
水で流しながら10数える。
うがいはガラガラペーを5回する。
最後に消毒液をワンプッシュ!手につけてからこする。
本当は10秒洗いでは足りないのですが
妥協しました。今までは、石鹸の泡つけて流していただけだし、うがいも一回だけだったのでかなりの進歩だと勝手に思っています。
それでも何回も伝え、視覚的にも掲示する事でかなりのお子さんが出来るようになっています。この時にも
うるさいなー!
わかってるわー!
しつこいなー!
と心の声がそのまま言葉に出ていました(笑)
それから宿題です。
学校で疲れて帰ってきてるのに宿題をするのが嫌な気分になるお子さんもいます。
ルーティンとしてするお子さんもいます。
とにかく早く遊びたいのに宿題の壁が待っているわけですから、それをするように言われても嫌な気分です。
でもせずに帰宅すると楽しみのテレビを見て、ご飯を食べて、お風呂に入るには、宿題をする時間が足りません。
やっぱり、この時間に宿題を済ませるのがベストですが・・・
どうしても宿題をしようという声掛けになってしまいます。もちろん、宿題に入りやすいように様々な言葉掛けをします。それも遊びに入るまでにタイミング良く声掛けしないと余計に大変になりますから(笑)
そして私は
嫌いな人!になってしまいました。
宿題、宿題っていう嫌いな人です!
嫌いやねん!
そう誰しも心に持っている感情ですが
そのまま言葉に出てしまいますね!
宿題が終わると嫌いな人ではなくなっていますが、次来た時も宿題終わるまでは嫌いな人です(笑)
自己中心的ですから、自分が思うようにならない場合には、例えばゲームに負けた、じゃんけんで負けた場合、勝った相手が嫌いになります。毎日、嫌いな相手が変わります。自分が勝った時はご機嫌ですが、負けた相手の気持ちは理解できていません。自分の気分のままという表現が適切かどうかはわかりませんが、相手から嫌な感じを受けると思った事を口に出しますが、自分のその態度は相手は不快という理解が出来ないようです。
なので思った事はそのまま口に出してしまうのです。そんなこんなでトラブルは色々発生します。相手の感情を読み取れないですが、経験を積む事で少しずつ改善はされるようです。
(^ν^)